DP2でその場の光で撮ってみる
- Day:2009.04.27 13:56
- Cat:写真
フィルムカメラを使っていた頃からその場の光で撮る"available light photo"を習慣にしていましたので、今回もストロボは使わず窓から入る障子を透過した光で撮ってみました。印象としてはちょっと暗め、日中の室内です。
まずは完成写真です。
クリックするとちょっと大きめの画像が表示されるはずです、多分。

この花器は北海道出身の陶芸家「石川 進」さんの作品。
彼と初めて会った時に砂澤ビッキさんを連想しました。
削りとった形が美しいこの器に庭に増え始めたフキを採って差してみました。
撮影モードは絞り優先、RAW、ISO400、開放、SIGMA PHOTO PRO(以下SSP)現像
このカメラに限らず多くのカメラでは露出のアンダー部分がノイジーになりがちです、そんな時に有効なのがSSPの調整項目「X3F fill Light」です。これは写真の中のハイライト部分に手を加えずにその他の露出を調整できる設定なのですが、今回の写真も薄暗い室内で撮影したのでアンダー部分に若干ノイジーな部分が見え始めるぎりぎりのところでした。

そこで「X3F fill Light」のスライダーを少しだけ動かしてアンダー目にしてみるとノイジーな部分が落ち着きます。Photoshopを使う際のトーンカーブの調整に近いのかもしれませんが、RAW現像時にこれができることが使い勝手がいいと思いました。
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