iPhone・iPad、Android端末を固定電話の子機として使う。Panasonic デジタルコードレス電話機 RU・RU・RU VE-GDW03DLレビュー
- Day:2013.11.18 09:59
- Cat:iPhone
この端末で固定電話の発着信ができたらいいのに、という声に答える新製品がコレ
「Panasonic デジタルコードレス電話機
RU・RU・RU DECT準拠方式 Wi-Fi搭載 VE-GDW03DL-W 」

この電話は親機と子機の間は従来の親機子機間通信方式DECT準拠方式、そして同時に2.4GHz帯の無線LANも搭載。そのため無線LANを介して「iOSデバイス」や「Android端末」を専用アプリを利用して固定電話の子機として使うことができるというのがこの製品の最大のウリ。
数年前までは親機と子機間も2.4GHz帯を使って通信していたため2.4GHz帯を使っていたWi-Fiに干渉する場合があった、現在では1.9GHzを使うDECT方式がコードレス電話の主流になっている。この製品ではその2.4GHz帯を使って宅内のネットワークにつなげてスマホやタブレットと通信し、電話は電話として1.9GHz帯でおこなうようだ。
詳しくはコチラを パナソニックの製品サイト

(画像はパナソニック製品サイトより拝借)
以下、設定について
(1) まずは親機本体を自宅などの無線LANネットワークに登録。
親機をネットワークへ追加するには付属の子機を使う。説明書を見ながら子機の[F1]ボタンににつづいて#048とプッシュを、WPS対応ルーターならいっぱつ、そうでなくても手動設定でWPA/WPA2 PSKセキュリティーネットワークにも追加できる。
(2)アプリを端末側にインストール。(もちろんアプリは無料)
iOS、Androidそれぞれ自分の使ってる端末にあわせてインストール。
「スマートフォンコネクトfor GDW03 for iOS」
「スマートフォンコネクト for GDW03 for Android」
(3)アプリの設定(親機の登録、子機の登録)
アプリを起動させると先ほど認識した親機をスキャンして、画面に表示してくれるのでこれを選択。そして子機としてその端末に名前をつけて登録。これだけ。

これだけでもう固定電話の子機としてスマホやタブレットから発着信できる、簡単。
発信の際は、相手の電話番号を入力して「固定電話」ボタンをクリック。
もちろんスマホのアドレス帳をそのまま使えるのも嬉しい。

固定電話に着信があるとこんな感じ

あとはバックグラウンドで立ち上げておけば、親機に着信があると画面通知で教えてくれる。

うん、これは便利だ。
側面には充電専用のUSB端子もあり、親機に端末を置いた状態での充電にも活用できるようになっている。

ちなみにauのiPhoneから固定電話あての料金は42円/分、フレッツ光のひかり電話なら8.4円/3分つまり2.8円/分。固定電話のあるところならiPhoneひとつでアドレス帳を使い回線を使い分けて便利&リーズナブルな通信手段になりそうだ。家にあるスマホやタブレットの有効活用にもなり、かつ電話料金の節約にもなるこの製品、今後も同様の機種が増えるだろうか。
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